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日本の英雄

日本の歴史や神話において、その並外れた武勇や劇的な生涯から、後世の物語やゲームで「英雄(ヒーロー)」として描かれることが多い代表的な人物をシンプルにまとめました。

神話・古代の英雄

  • 日本武尊(ヤマトタケルノミコト)
    日本神話に登場する、古代日本の最強の皇子です。天皇の命を受けて日本各地の反乱を次々と平定しましたが、その武勇を恐れられて常に遠征に出され続け、最後は白鳥になって故郷へ飛んでいったという悲劇の英雄です。彼が持っていた剣が、三種の神器の一つ「草薙剣(くさなぎのつるぎ)」です。
  • 坂上田村麻呂(さかのうえ の たむらまろ)
    平安時代初期の武将です。朝廷から初代の「征夷大将軍」に任命され、東北地方の平定(蝦夷征討)を行いました。悪路王(あくろおう)などの鬼や賊を退治したという伝説が多く残されており、武神として信仰されています。

平安・鎌倉時代の英雄

  • 源義経(みなもと の よしつね)
    日本における「悲劇の英雄」の代名詞です。天才的な戦術(一ノ谷の戦いでの崖下りや、壇ノ浦の戦いでの八艘飛びなど)で平家を滅亡に追い込みました。しかし、兄の源頼朝にその才能を恐れられて追討され、最期は自害に追い込まれました(判官贔屓の語源)。
  • 平将門(たいら の まさかど)
    平安時代中期に関東地方で反乱を起こし、「新皇」を名乗って独立国を作ろうとした武将です。朝廷からは「反逆者」とされましたが、民衆からは英雄として慕われました。討ち取られた首が関東まで飛んで帰ったという伝説があり、日本三大怨霊の一人としても恐れられています。
  • 楠木正成(くすのき まさしげ)
    鎌倉時代末期から南北朝時代にかけて活躍した武将です。後醍醐天皇に絶対の忠誠を誓い、わずかな兵力で大軍を翻弄する「ゲリラ戦法(悪党の戦い方)」の天才でした。最後まで天皇を裏切らずに湊川の戦いで散った「忠義の英雄」として知られています。

伝説の剣豪

  • 宮本武蔵(みやもと むさし)
    江戸時代初期の剣豪であり、日本で最も有名な剣客です。二本の刀を使う「二刀流(二天一流)」の開祖であり、生涯で60回以上の決闘を行って無敗だったとされています。巌流島での佐々木小次郎との決闘が特に有名です。
  • 佐々木小次郎(ささき こじろう)
    宮本武蔵の最大のライバルとして語られる天才剣士です。「物干し竿」と呼ばれる非常に長い太刀を使い、空飛ぶツバメを斬り落とすほどの超高速の剣技「燕返し」を編み出したとされています。

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