日本の歴史の流れを掴むための、基本的な「時代区分」とその時代を象徴する出来事や特徴をシンプルにまとめました。
原始・古代(天皇・貴族の時代へ)
- 縄文時代(じょうもん)
狩猟(狩り)や採集を中心とした時代です。表面に縄目の模様がつけられた「縄文土器」が使われていました。 - 弥生時代(やよい)
大陸から「稲作(米づくり)」と「金属器」が伝わった時代です。食料を蓄えられるようになったことで貧富の差が生まれ、各地で争いが起きて「クニ(小国)」が誕生しました。 - 古墳時代(こふん)
強力な権力者たちの墓である巨大な「古墳」が全国各地に造られた時代です。大和地方(奈良県)を中心に「ヤマト王権」という大きな政治組織が成立しました。 - 飛鳥時代(あすか)
仏教が本格的に取り入れられ、聖徳太子らが天皇を中心とした国づくりを進めた時代です。日本初の本格的な法律である「大宝律令」などが作られ始めました。 - 奈良時代(なら)
奈良に「平城京」という立派な都が造られた時代です。遣唐使を通じて唐(中国)の進んだ文化や制度を積極的に取り入れました。 - 平安時代(へいあん)
京都の「平安京」に都が移され、約400年続いた時代です。政治の実権は貴族が握り、「ひらがな」や『源氏物語』に代表される日本独自の華やかな「国風文化」が栄えました。
中世・近世(武士の時代)
- 鎌倉時代(かまくら)
源頼朝が鎌倉に幕府を開き、貴族に代わって初めて「武士」が政治の実権を握った時代です。 - 室町時代(むろまち)
足利尊氏が京都に幕府を開いた時代です。金閣寺や銀閣寺など、現代に続く日本文化(茶道、華道、能など)の基礎が完成しました。後半は各地の大名が争う「戦国時代」へと突入します。 - 安土桃山時代(あづちももやま)
織田信長と豊臣秀吉の二人が活躍し、長く続いた戦乱の世を「天下統一」へと導いた、短くも活気のある時代です。 - 江戸時代(えど)
徳川家康が江戸(東京)に幕府を開き、約260年もの間、大きな戦争がない平和が続いた時代です。海外との交流を制限する「鎖国」を行い、浮世絵や歌舞伎など独自の「町人文化」が発展しました。
近代・現代(世界への参画)
- 明治時代(めいじ)
江戸幕府が倒れ(明治維新)、西洋の進んだ文化や技術、制度を積極的に取り入れて「近代国家」へと急成長を遂げた時代です。 - 大正時代(たいしょう)
約15年と短い期間ですが、西洋文化が市民の生活に馴染み、自由や平等を求める民主主義的な運動(大正デモクラシー)が盛り上がった華やかな時代です。 - 昭和時代(しょうわ)
前半は第二次世界大戦という激動の戦争期を経験し、後半は焼け野原から奇跡的な復興を遂げて「高度経済成長」を実現した、非常に変化の激しい時代です。 - 平成・令和時代(へいせい・れいわ)
大きな戦争はないものの、自然災害への対応や少子高齢化といった新たな課題に直面しつつ、インターネットやスマートフォンの普及によってライフスタイルが多様化した現代です。